コラム~感覚の特徴~③

触覚過敏 編
触覚過敏がある子供の場合、洋服のタグや、靴下や肌着の縫い目、荒い生地に肌がふれるとそれだけでヒリヒリ感じたり、焼けつくような痛みを感じることがあります。
そのため着心地の良い服を毎日繰り返し来たり、着心地の悪い服を着ただけで、泣き出したりということがおこります。
また友達から肩を軽くたたかれただけで、ひどく痛がることもあります。友達からしたら「こいつ大袈裟な奴だ!」と思ってしまうことでしょう。
しかし触覚過敏の子からしたら、ふざけているわけでもなく本当に痛いのです。このようなことで交友関係が悪化してしまうと、次第に学校嫌いになって、不登校へとつながる可能性があります。
これが俗にいう発達障害(自閉症・学習障害等)の二次的障害なのです。
発達障害に向き合うときに、忘れてはならないのは一次的障害を解決しようとするのではなく、二次的障害に繋げないようにすることが大切です。
”発達障害支援ch 引用”