コラム~感覚の特徴~⑥

嗅覚過敏 編
給食室のにおいや運動道具が保管されている倉庫のにおいなど、
強いにおいが苦手で場合によっては吐き気をもよおすことがあります。
このような子供にとっては、通常で言えばいい匂いと
言われるようなにおいでも、非常につらく感じることがあります。
例えば、パンが焼ける匂いは、多くの人にとって「いい匂い」でしょう。
しかし、その匂いが原因で吐き気をもよおす子供もいるのです。
いっぽうで、なじみのあるものは安心できるため、
食べ物から服まで、何でも匂いを嗅いで周囲の状況を確かめようとすることもあります。
大好きなぬいぐるみを綺麗にするために、洗濯したら、
匂いが変わってしまい、子供がパニックに陥ってしまうという事もしばしば耳にします。
誰にとっても「綺麗=良いこと」ではないというよいたとえです。
”発達障害支援ch 引用”