コラム 「学校でできる構造化」(2)~自閉症のある児童をクラスで受け入れるために~ ⑤
ここまで6人の自閉症のある人たちによる言葉を見てきました。最後は、小道もこさんです。『あたし研究』という本はとても分かりやすくご自身のことを分析されています。そこには、このように書かれています。
「私は見えていること/ モノがすべてだと思いがちです。たとえて言うなら、視線ビームの行き届かないものは認知しにくい感じなんで...

坂井 聡
香川大学教育学部 特別支援教育領域教授 香川大学教育学部附属坂出小学校 附属幼稚園 校園長 自閉症LABOスペシャリスト